都市銀行の窓口・後方事務担当の24歳。膨大な事務量を抱えながら、仕事のできない上司とキツイ先輩の仕打ちに耐える日々

都市銀行の窓口・後方事務担当の24歳。膨大な事務量を抱えながら、仕事のできない上司とキツイ先輩の仕打ちに耐える日々

【性別】女性
【年齢】(仕事が大変だった当時)
24歳

【当時の職業】
都市銀行の窓口・後方事務担当

【当時の住まい】
実家のマンションで両親・弟妹と5人で生活。

【その仕事はまだ続けてる?もう辞めた?】
今は退職し主婦





【就職のきっかけと経緯】
リーマンショックより前の就職活動だったので、当時は安定性や収益性があったから。
転居を伴う異動がない職種だったから。

【環境と仕事内容】
土日祝のカレンダー通りの休み。
役職なし。
主な業務は国内為替の後方事務担当で入出金の他に振込・税金・特殊な業務委託もあった。
また、ハイカウンター業務も担当。
6つある窓口は、主にパートさんが担当だったので、パートさんのお昼休みや人手不足の交代要因で入っていた。
職場の課の人数は、行員17人、パートさん20人ほど(毎日の出勤でない)

【大変だった時期】
大学新卒で就職し、着任した支店が忙しかった。
個人取引はほとんどなく、大手起業や問屋が顧客だった。




【大変だったこと】
始業時間が8:40なのに、新人は7:30には支店に着いて掃除や金庫から個人情報が入ったキャビネットを準備すること。
窓口はいわゆる五・十日など繁忙日決まって、お客さまは100人以上待ちで怒鳴られることも。
一人(一社)の顧客あたりの持ち込み処理件数が尋常でない量。
職場はいつも殺伐としていて、女同士ということもあり、先輩の口調が悪すぎる。
上司が仕事内容を知らず、承認をもらいに行くもの一からその仕事を説明しなければならない。
忙し過ぎてお昼休みは昼食を10分以内に済ませて戻ることも多々あり。
ミスをすると、夕礼の中で必ず罰ゲームのように発表しなければならない。
年に一度休日なのに無給でお祭りに参加しなければならないのも辛かった。

【大変だった期間】
入行後から退職するまでの3年半。
(途中半年間の休職を挟む)




【当時の心境】
まず朝5時半に起き、6時前の満員電車に1時間半乗り続けるのが苦痛だった。
乗車中は嫌な仕事や上司・先輩のことが脳内を駆け巡り、具合を悪くして車内で倒れることもあった。
1年目は仕方がないと思ってやり過ごしていたが、2年め3年目になると、事務量が多く殺伐とした職場に嫌気が差した。

【職場が大変だった原因】
古くからの会社の体質。
合併を重ねた都市銀行なので、派閥が支店にも本店にあるし、システムが完全に統合されてなくて使いにくく、大量の事務処理が追いつかず、働く人は皆イライラ。




【仕事で良かったこと】




【特にひどかった最悪の出来事】
入行直後から同じ係の先輩(だけど同い年。
私は大卒、相手は短大卒)から、よく嫌味を言われたし、気分にムラがあってとても嫌な感じだった。
そして、私が少しミスをしただけで上司にチクリに行ってたのが本当に嫌だった。
(その上司は先輩をとても気に入っているので、それもまた不快だった)
自分のミスも私のせいにしたり、私の手柄を自分のモノにしたり、質問してもシカトしてきたり、舌打ちしたり…人間らしい扱いをしてくれず、しまいには私の同期たちと囲い込み、私のことを仲間はずれにして休日は私抜きでレジャーに出かけたことも。
(そもそも苦手な人と遊びに行きたくないので、無理して参加することがなくて良かったが…)
直属の先輩なので、毎日顔を合わせるのが、心の底から嫌で嫌で堪らなかった。




【相談した人・助けてくれた人】
家族や友人、心療内科の先生、職場の数少ないまともに話せる先輩、そして当時付き合ってた今の夫。
特に母は、精神的に追い詰められて涙が止まらない私を抱きしめて、「辛かったら辞めてもいいよ」と優しく慰めてくれた。
その後私の中の何かがフッと切れたような気がした。

【改善のための行動】
新卒で入った会社を3年満たずに退職すると、転職も不利だと思ったので、とりあえず3年以上は耐えようと思った。
しかし、ちょうど3年目を迎えた頃に体調を崩して、職場に通えなくなり、休職中に自分自身を見つめ、家族にも腹を割ってこれまでの事情を話し、背中を押してもらった。
体調が良くなり始めた頃、退職届を提出し、すぐ転職活動したところ、希望の会社に採用が決まった。




【現在の状況と心境の変化】
銀行を退職して早12年。
事務の仕事を転々としてきたけど、いずれも職場環境も人間関係がとても良く、私自身生き生きと働けたし、余計なことで悩む事がなく、良いパフォーマンスを発揮することができた。
結婚して子供が産まれ、今は専業主婦。
幼稚園の役員や係の仕事をこなしながら日々を過ごして充実しているけど、最近また事務の仕事がしたいと思っている。
いろいろな経験を経た今は、もうあのような劣悪な職場を二度と選ばない自信がある。

【学んだこと】
転職した会社では、すごく人間らしい扱いをされたことが嬉しかった。
銀行時代は人間扱いされてなかったことに気づいた。
辛い目にあったけど、人の痛みがわかる人になれたと思う。



【当時の自分へのアドバイス】
身体を壊す前に、人事に相談したり、すぐ診療内科に行けば良かった。
今ある環境が普通だとか正しいとか思うのは間違いだったことに、当時若くて経験の浅い私は気づかなかったけど、転職や年を重ねてきて今思うことは、本当にいろいろな意味で劣悪な環境だった。
ネームバリューで仕事を選んではいけない。
中小企業でも、働く環境や良い人間関係を築ける会社は沢山ある!