24歳銀行員2年目、同僚が次々にいなくなる職場で突然外回りに放り出された話

24歳銀行員2年目、同僚が次々にいなくなる職場で突然外回りに放り出された話

【性別】女性
【年齢】(仕事が大変だった当時)
24歳

【当時の職業】
銀行員

【当時の住まい】
会社から指定された独身女子寮で集団生活。

【その仕事はまだ続けてる?もう辞めた?】
今は退職し主婦





【就職のきっかけと経緯】
親族に銀行勤め経験者が多かったので、就職先を選ぶ上で選択肢のひとつになった。
個人的にファイナンシャルプランナーへの憧れもあった。

【環境と仕事内容】
最初は銀行の支店に配属され、まずは一般業務から覚えた。
次はローン担当、その次は金融商品の営業を担当。
配属先はわりと高級住宅街エリアだったので、その分なかなか癖の強いお客様も多かった。
そこまで大きな支店ではなかったので、来客人数はさほど多くなく、職員の人数も十分に足りていた。
基本的に土日はお休みで、福利厚生も整っていた。

【大変だった時期】
大学新卒で就職。
最初からずっと大変だった。




【大変だったこと】
新卒で同じ支店に配属された同期が、1年目の後半から精神的な理由で出社出来なくなり、それを理由にさらに他の同期の子も病んでしまい、結果、ありとあらゆる若手の雑用仕事が全て自分に回ってきた。
2年目になると、今度は先輩が突然出社できなくなり、その後任として自分が急遽営業担当に回され、知識不足なまま外回りをすることになった。
もちろんノルマも課せられたが全く達成できず、周りの目も痛かった。
支店内には嫌味ばかり言うお局さんがいたり、強気なスタッフさんがいたり、女性が多い職場ならではの面倒くささがある一方で、営業担当部門のガツガツした体育会系の男社会な部分も共存しており、なかなか結果を出せない自分自身にも苛立ち、もう色々としんどかった。

【大変だった期間】
ずっと続いた。




【当時の心境】
毎日ノルマをどうこなすか考える日々で、やりがいやら楽しさやらを感じられる余裕は全くなかった。
他の同期や先輩の成績と自分を比較しては毎回落ち込み、何が正しいのか、どうしたらいいのかと、出来ない自分への嫌悪感でいっぱいだった。

【職場が大変だった原因】
自分の実力不足が大前提ではあるが、会社の体質も根本的に大きく影響していると思う。
表向きには働きやすい職場環境と謳っていても、内部はドロドロしている部分も多い。




【仕事で良かったこと】




【特にひどかった最悪の出来事】
社会人2年目、現実逃避の夏休み休暇が終わり憂鬱な気分で出社すると、私より1週間早く休暇をとっていたはずの直属の先輩が、そこからずっと会社を休んでいると聞かされる。
そして言い渡されたのは、とりあえずその先輩の後任として、未経験だった営業の担当者にまわれという辞令だった。
何も分からないまま急ピッチで営業のいろはを学び、とりあえずお客様の元へ挨拶に行き、見様見真似で外回りを始めるも、もちろん何もうまく行かず。
容赦なく課せられるノルマと上司からの圧力。
一緒に回る渉外スタッフさんのあからさまに嫌そうな態度。
コロコロと担当者が変わってしまうことに対するお客様からの不満。
どうして2年目の未経験が営業担当についたのかと怪訝な態度をとる営業部門の先輩たち。
私自身が一番納得いってないです、と心の中で叫ぶことしか出来なかった。




【相談した人・助けてくれた人】
支店配属当初からお世話になった課長は、普段から物静かで内心読めない独特な雰囲気の人だったが、さりげなくフォローしてくれたり、サラッと冗談話で気にかけてくれたり、いつもちょうどいい距離感と熱量で対応してくれて、本当に助けられたと思う。

【改善のための行動】
とにかく慣れるために外に出た。
何も進展がないお客様にも、少しでも状況が変わればと折衝を重ねた。
上司や先輩についてもらって、使える文言や話し方、営業のテクニックなど指導を受けた。
良い成績を出す担当者の仕事の仕方なども真似するようにした。




【現在の状況と心境の変化】
あれからもう10年以上経ち、結婚・出産・育休を経験し、そのまま退職に至った。
当時はとにかく必死で自分自身あまり周りも見えていなかったけれど、今思えば、同僚が次々に出社出来なくなる職場環境はなかなかハードだったんだと改めて思う。
今は専業主婦で長い間社会に出ていないので、社会復帰は少し怖い。
もし働くとしても、金融系の会社は避けると思う。

【学んだこと】
周りとのコミュニケーションがとても重要だと思う。
同僚との意見交換や上司への相談など、普段から「ほうれんそう」が徹底されていると、物事がスムーズに進みやすいと思う。



【当時の自分へのアドバイス】
下手なプライドは捨てて、ひとりで抱え込まずにもっと周りを頼るべき。
どんな些細なことでも、一緒に働くメンバーとは積極的に情報共有すること。
もっと勉強して自分を磨く努力をすること。
遠慮したり恐れたりせず、自分が出来ることと出来ないことをはっきり明示して意見すること。
そして常に周りへの感謝の気持ちは忘れずに。